
说明:网络上能找到的日本商业动画脚本并不多,比较有名的是佐藤竜雄在网络上放出的学园战记无量全脚本。最近,MyGO动画官方在 网页链接 中很少见地放出了部分脚本原文截图,这里稍微提取了一下文字形式的脚本,方便后续的研究。要注意的是,这里的脚本并不与动画成品中的内容完全一致,存在小部分的次序颠倒或者新的内容。
由于截图并不完整,这边对空缺的对白部分进行了一定的补充,补充有猜测的成分,不保证完全正确。补充的脚本会用蓝色字体标出。不过空缺太多就没法补充,这里用省略号略过了。另外为了可读性,对原始脚本做了一些分段处理。
docx文件链接:pan.baidu.com/s/1OHRzCPJM1xw_lZXiVSRjAQ?pwd=wsad
「BanG Dream! It’s MyGO!!!!!(仮)」
5話「迷子」(仮)
決定稿(22/04/02)
脚本: 和場明子
[登場人物]
高松燈
千早愛音
長崎そよ
椎名立希
要 楽奈
山吹沙綾
羽沢つぐみ
真次凛々子
祐天寺にゃむ
愛音の母親
その他
[原稿用紙84枚]
〇ライブハウスRiNG・スタジオ(夕方)
パチンパチンと錠を開け、バコッとギターケースを開ける楽奈。
呆気に取られている一同。
愛音「(戸惑い)ちょっ、ちょっと待って……
(燈たちに)誰か呼んだ?」
ぶんぶんと頭を振る燈。
楽奈がケースから取り出したのは使い込まれた古いギターで。
愛音「(思わず)ふるっ……!」
燈「(かっこいい)……」
そよ「年季入ってるね…」
楽奈「おばあちゃんの」
楽奈「やらないの?」
愛音「え?」
そよ「その…やるって何をかな?」
楽奈「バンド」
戸惑う一同をそよに何か探す楽奈、
楽奈「……(と、立希のスコアを発見)」
スタスタと立希の元へ歩み寄る。
そして無遠慮に立希のパッドを覗き込むと、
スコアをササーッと流し見する。
立希「な……」
愛音「(動揺)えーっと……??」
と、『春日影』のイソトロをアレソジしてギターで弾きはじめる楽奈。
「!?」となる一同。
楽奈のギターの音色は情感に溢れている。
茫然と聞くそよ、立希。
そして燈。
燈「(すごい)あ……」
一方、楽奈に圧倒されている愛音。
情感たっぷりにギターを鳴らす楽奈に、
思わず――
愛音M「(驚き)すごい……」
■ OP
〇ライブハウスRiNG・スタジオ(夕方)
抹茶パフェをスプーンで掬うと、はむっと食べる楽奈。
楽奈「(満足気)……」
机についている楽奈、愛音、燈、そよ、
そっぽ向いている立希。
愛音、楽奈を警戒している様子。
愛音「(警戒)……」
そよ、立希に小声で、
そよ「この子って、時々ステージで弾いてるよね?」
立希「(ため息)リングの野良猫……」
燈「(楽奈を見つめ)……」
そよ、パフェをたべ続ける楽奈に、
そよ、「えっと……楽奈ちゃんだっけ?抹茶好きなんだ」
楽奈「(頷き)あとお蕎麦」
そよ「へぇ~、美味しいよね~…。それで、
バンドやるってどういう……?」
楽奈「バンドやる」
そよ「(戸惑い)えっと……だからね?」
楽奈をじっと見つめていた燈、
燈「バンド、入りたいの……?」
愛音、立希、そよ「!」
楽奈「やる」
愛音「なんで!?」
はむっとパフェを食べる楽奈。
そよ、無意識に爪を弄りながら、
そよ「どうして私たちなのかな?それだけ上手だったら、ほかからも誘われてるよね?」
楽奈「つまんねー女ばっかだった」
愛音「!」
そよ「え~っ?」
楽奈「けど…」
楽奈、立希を避けて燈をじっと見て、
楽奈「おもしれー女だから」
燈「え」
立希「はぁ?!」
そんな中、下を向いている愛音。
愛音「(追い詰められていく)……」
楽奈の視線を遮ろうとする立希と、
それに動じず観察し続ける楽奈。
燈「(あわあわ)うぅ……」
そよ「(戸惑い)怖がってるから……」
立希「(楽奈に)こいつ!」
楽奈「(じー)……」
ガタッ!と、勢いよく立ち上がる愛音。
愛音「あの!私、用事があって!」
立希「は?」
愛音「ゴメン、また連絡する!」
と、カフェを出ていく愛音。
燈「(見送って)あ……」
立希「なにあいつ……」
楽奈、スプーンを机に置いて、
楽奈「バンド終わり?」
立ち上がると、
楽奈「バイバイ」
そう言ってギターを積んだカートを引いてスタスタと出ていく。
一同、見送って、
燈「(戸惑い)あ……」
そよ「(戸惑い)えっと……」
立希、渋い顔で、
立希「(どいつもこいつも)……(と、気付き)」
目に入ったのは空のパフェ容器で。
×××
スタジオの外。
ガラガラとカートお引いて帰る楽奈。
立希(オフ)「って言うかパフェ代!」
〇愛音の家・玄関(夕暮れ)
ガチャ!と、扉か開き、慌てた様子の愛音が入ってくる。
音が入ってくる。
愛音の母親「おかえり!」
愛音の母親「うん?」
愛音「ヤバいヤバいヤバいヤバい!」
愛音の母親「愛音?」
愛音「GとかFとか言って、恥ずかしすぎでしょう…私!」
愛音「ていうか、あの楽奈って子がバンドに入ったら……私、空気じゃん!」
愛音「どうしよう?」
○歩道橋(夜)
立希「…たく、何なの?あいつら。話の途中に、いきなり帰って」
立希「結局あの野良猫も、バンドに入るのかどうか分からないし……」
歩道橋の真ん中に差し掛かり、
ふとたち燈。どこか遠くを見つめて、
燈「……春日影、変わっちゃたね」
立希「(ハッとして)……」
きょっと鞄の持ち手を握り、
立希「祥子に遠慮する必要ないから」
燈「……」
立希「私……燈とまた一緒ににやれるのすごく嬉しいんだ。
燈の歌、ずっと忘れられなかったから……」
燈「え……」
立希「(恥ずかしくなり)……」
照れを誤魔化すように踵を返す立希、
立希「(背中で)じゃ!」
その場で立希の背中を見送る燈、
燈「(ボカン)……」
〇愛音の家・愛音の部屋(夜)
ジャーンと心許ないギター音を鳴らす愛音、
次のコードを抑えようとするが、
愛音「(怪訝)ここからこれ……?」
上手く抑えられず手元がもたつく。
愛音「(呻き)うぅ~……」
――フラッシュパック(5話冒頭)、
楽奈のすごいギター演奏。
――フラッシュパック(留学)、
饒舌スピーチをする留学生。
くしゃっとカンニングペーパー握る愛音。
――戻って。
ネックからカなく下ろされる手。
愛音M「……って、今から練習してもすごく上手くなるわけがないし…」
にゃむ「こんばんにゃむにゃむ~今日もにゃむっとおすすめメーク紹介ちゃうね~」
愛音M「でも、このままじゃ……」
にゃむ「みんな自分がなりたい姿ってあるうよね~?」
愛音「?」
にゃむ(動画、オフ)「そこで今回は、簡単にできちゃうパッチリメーク!」
画面を食い入るように見つめる愛音。
タブレット画面――大人っぽいにゃむ。
にゃむ(動画)「これなら忙しい朝も大丈夫!
時短で楽して1ランクアップしよ?」
愛音「(呟き)時短で楽して1ランクアップ…」
〇【翌日】羽丘女子学園・外観(朝)
朝の登校風景。
愛音(オフ)「燈ちゃん、あのさ……」
〇同・1のAの教室(朝)
燈の机で話をしている愛音と燈。
愛音「新曲作らない?」
燈「え?」
愛音、遠慮がちに、
愛音「やっぱり、新しいバンドには新しい曲かな~って……?」
燈「(戸惑い)新曲……」
愛音「それでギターなんだけど、最初はちょっと簡単なのが良いな~って。
ほら、他にも準備あるし、さくっと良い感じのとか……」
燈「(申し訳ない)愛音ちゃん……ごめん。私、作詞しか……」
シュンとなる燈。
愛音「あ、そっか!ごめん先走っちゃった。はは……」
愛音M「う、時短で楽して1ランクアップ作戦失敗……」
ガックリ肩を落とす愛音。
〇ライブハウスRiNG・カフェ(放課後)
カウンターでキュキュッとグラスを磨い
ている立希、グラスを光にかざして、
立希「(上機嫌)……」
テーブルでは凛々子、沙綾、つぐみがタブレットを見ながら打ち合わせしている。
沙綾「あとはここなんですけど、バンドが1つキャンセルになっちゃって…」
言いながらタブレット画面のタイムスケジュール表を指差す沙綾。
凛々子「キャンセル?」
つぐみ「はい。調整しても少しだけ時間が空いてしまって」
凛々子「そっか~…」
つぐみ「(残念そうに)声掛けられる子には掛けたんですか…」
沙綾「今から出てくれそうなバンドっています…?」
凛々子「(考え)ん~…」
と、キュキュッとグラスを磨く音がして、
目を向ける沙綾、凛々子、つぐみ。
沙綾、凛々子「(発見、いた)……!」
つぐみ「(誰だろ)?」
立希「え…」
間。
そよ「ぽぴパさんとAfterglowさんの主催ライブって……
立希ちゃん、すごいじゃない!」
愛音「いやぁ、うちらにライブは早くない?」
立希「はぁ?」
そよ「そうかなぁ~」
立希「前にライブが短期目標だって言ってたでしょう?」
愛音「でも、1回も練習してないじゃん!」
立希「今日からすれば?」
そよ「そうだね」
愛音「うん……」
そよ「あっ、持ち時間って….」
立希「10分くらい、やれて2曲だと思う」
そよ「うん~確かにちゃんと合わせたことないし、
1曲に集中したほうがよさそうかな~」
愛音「待って待って!全然時間ないよ?」
立希「燈は?」
立希「燈はライブ、どう思う?」
燈「私……私は……」
愛音「うん?」
――フラッシュパック(1話)
愛音「でも、またダメにならないように頑張ればよくない?」
――戻って。
燈「うん」
そよ「決まりだね」
愛音「え~っ?!」
凛々子「了解、Poppin’PartyとAfterglowのみんなには私から話しとくね」
立希「お願いします。あと、スタジオの予約いいですか?」
凛々子「もちろん!」
愛音「えっ……もう予約すんの?」
立希「ここと、ここと……」
愛音「そこは、ちょっと……え~っと、
そんなに一気に予約取らなくても大丈夫じゃないかなぁって……」
立希「今、予約取らないと……」
上にノートを置いて何か書いている燈。
その燈の手元、ノートにダンゴムシと迷路をぐるぐると書いている。
そよ、燈のノートを一瞥し、
そよ「……(スッと視線を変えて)大丈夫~?
決まんないの~!」
言いながら立ち上がり、受付へ向かう。
ひとり残された燈、ノートにぐるぐると迷路を書き続けている。
立希(オフ)「この日もお願いします」
愛音(オフ)「そ、その日は予定が~」
立希(オフ)「(不満)はぁ?そこも?」
燈「(不安)……」
その表情は不安に満ちていて。
〇【翌日】羽丘女子学園・階段~廊下(朝)
階段を登ってくる愛音(登校してきた)。
愛音M「ん~、ライブどうするかな……」
その足取りは重く。
愛音M「Afterglowさんって、なんか怖そうだし。
ミスったら絶対呼び出しされちゃうよ」
階段を登り終える愛音、
愛音M「やっぱ、やめた方がいいよな……」
そう思いながら教室に入っていく。
間。
と、教室から燈に押されて出てくる愛音。
愛音「(困惑)え??なになに?」
燈、立ち止まる。
燈「(俯いていて)……」
愛音「……?」
燈、苦しそうに、
燈「ライブ……したくない…」
愛音「え……!?」
驚きに少し嬉しさが滲む愛音。
〇ライブハウスRiNG・カフェ(放課後)
立希「(ショック)……!」
そよ「(戸惑い)どうして……?」
立希、そよ、愛音、燈が集合している。
燈「(思い詰めた表情で)……」
愛音「うちらバンド名もないし、衣装だってないじゃん。
ライブはどうかな~って、燈ちゃんも言ってて」
そよ、愛音を無視して、
そよ「燈ちゃん、どうして?」
愛音「いま、言ったじゃん!」
立希「(ショック)燈、なんで……」
愛音「だから――!」
燈、消え入りそうな声で、
燈「終わっちゃうから……。(ライブ)したら、バンド終わっちゃう……」
「!」となるそよ、立希。
愛音「(戸惑い)え……」
シーンとなる一同。
愛音「(戸惑い)終わっちゃうって……」
燈「(思い詰めた表情で)……」
そよ、改めて燈を見る。
そよ「燈ちゃん、ちゃんと言ってくれてありがとう。不安だよね……」
燈の手にそっと触れて、
そよ「でもね、今度はみんなで話し合うから。大丈夫だよ」
そよ「だから……ねっ?」
……
て向かいの手すりにそよが凭れている。
そよ「立希ちゃん、大丈夫?」
立希「(答えず)……」
そよ「(見つめ)……」
軽く目を伏せて、
そよ「燈ちゃん……クライシックのこと、本当にショックだったんだね」
立希「……」
そよ「でも、このままじゃ……また同じになっちゃう」
立希「(何を)……!」
思わず振り返り、非難の目をそよに向ける立希。
そよ「ライブ、やめよっか」
立希「!……」
何か思う様子で視線を変える立希。
そよ、爪をいじりながら、
そよ「このままずっと、ライブしないで、スタジオだけでバンドして……」
立希、ぐっと手を握りしめる。
立希「私はライブしたい」
そよ「(聞いて)……」
立希「燈の歌聞いたとき、自分のことだって思った。
言葉にできなかった気持ちも、燈は全部歌に変えて……」
ネオンの青が眩しく立希を照らす。
立希「こんな私でも、生きてて良いんだって」
そよ「立希ちゃん……」
立希「だから、私……またバンドやるってなって、
嬉しくて。燈も同じだと思ってた……けど…」
そよ、微笑む。
そよ「それ、燈ちゃんに言えばいいのに」
立希「これは私もエゴだから」
そよ「……どうして、大事なことって言えないだろうね。
クライシックは、それですれ違って……」
そよ「でも同じことは繰り返したくないよね。燈ちゃんに、立希ちゃんの気持ち、ちゃんと伝えてみよう。燈ちゃんの歌が、立希ちゃんに届いたみたいに。燈ちゃんにだって、絶対に届く。きっと分かってくれるよ。」
立希「もう二度と燈に寂しい思いはさせたくない」
そよ「えん」
……
席についてる4人。
そよ「ふたりとも来てくれてありがとう。今日はこれからのこと、ちゃんと話したくて」
そう言って燈に目を向けるそよ。
燈、思わず視線を机に落ちす。
燈「(緊張と不安)……」
立希「(心配)……」
愛音、そよと立希を警戒しながら、
愛音「これからのことってライブでしょ?」
そよ「ううん、もっと先の話……」
燈、愛音「?」
そよ「今の私たちってバラバラだよね?これって、バンド組んでる意味あるのかな?」
燈「……!」
愛音「(戸惑い)え……」
そよ「もう一度バンドやるって決めた時、すれ違わないように話し会おうって言ったよね?でも、もうすれ違ってる。このままじゃ、またダメになっちゃう……」
燈「(動揺)……」
動揺する燈にに気付く立希、燈を見つめたまますかさず、
立希「私はライブした方がいいと思ってる!」
燈「!」
愛音「え……っ」
立希「バラバラな私たちが前に進むには、目標が必要なんだと思う。進む先がないから練習だってできてないし、しようとしないやつもいるし…」
そういって愛音を一瞥する立希。
愛音「(怪訝)ん!?」
立希「燈の歌はみんなに聞いてもらってこそだと思う。だから……」
燈を見つめて、
立希「終わらせないために、バンドしたい」
……
〇サンシャイン水族館(夜)
......
愛音、顔を上げで燈を見る。
愛音「……」
燈「私のことも、引っ張って……バンドができて。
進んでも、終わりじゃないんだって……」
愛音「(終わりじゃない)……」
燈「私も……私も……迷ってても、進みたい……」
向き合う燈と愛音、二人の背後に見える水槽をぶわっとペンギンたちの群れが通り過ぎでいく。
そして、最後に遅れた二匹が並んで泳いでいって……
愛音「(しみじみ)迷子かー……」
ふっ…と軽く息を吐く愛音。
愛音「じゃあさ~…一緒に進む?」
燈「え……」
愛音、燈を見て困った顔で微笑む。
愛音「迷子のままで、私たち」
〇池袋サンシャイン・大段階(夜)
燈と愛音の鞄が支え合うように階段に置かれている。
傍には愛音のギターもある。
立希、膝を抱えて階段に座っている。
立希「(落ち込んでいて)……」
立希の横で手すりに凭れ立っているそよ。
スマホを手に周りを見回している。
そよ「どこまで、行っちゃったんだろうね…
…(と、階段の上を見て)あ」
そよの視線の先に目を向ける立希。
立希「(見上げて)は……」
階段の上から手を繋いだ燈と愛音が降りてくる。
燈と愛音、立ち止まり、
燈「あの……」
何かを言おうとするが言葉が出ない燈。
と、愛音がぎゅっと燈の手を握る。
燈「(心強くて)……!」
愛音「私たち……」
愛音と燈、顔を上げて真っ直ぐと、
愛音「ライブする!」
燈「(コクリと頷く)……!」
二人の固く結ばれた手で。
6話へつづく