市川沙央 第169届芥川奖获奖致辞 双语全文版
没有找到完整致辞的视频版,这里采用的是日媒business insider整理的版本
因为我的发言总是引发热议,我想我得小心点。 昨天也引发了争议。我在颁奖大会上遭到抨击,在参加“バリバラ” (注:NHK 节目)时遭到抨击,总是遭到抨击、抨击、抨击。
有人说我扼杀了文学的普遍性,有人说我侮辱了芥川奖,还有人说我不应该称自己的作品为文学。
但是正如渡边恒雄(注:读卖新闻集团总裁兼首席执行官)所说,籍籍无名不如恶名昭彰。 所以,能成为话题已经使我心存感激。
那么,我一直呼吁的无障碍阅读。 现在能完成了吗?
既然今天出版界的各位大家齐聚一堂,我想再次请求大家改善阅读环境。我曾给不出版电子书的作者写过信。当然,对象不是(直木奖评选委员会委员)宫部先生,也不是高村先生。
《驼背》是我自己创作的小说,但给它播种父亲有两个。一个是将我的恳求信件视而不见的出版界。另一个,是20年来将我的轻小说拒之门外的轻小说业界。 我想借此机会感谢他们。没有他们,就没有我的今天。
我写这本书完全是出于愤怒。我打算用《驼背》来复仇。我衷心感谢让我孕育出愤怒的一切。
但是像现在这样,被大家围绕着,我意识到复仇是徒劳的虚无的。之前的我是如此愚蠢,如此肤浅。
从现在起,我将不断努力,从愤怒的作家转变为爱的作家。请大家多多关照。
——以下是business insider原文——
市川さんの贈呈式でのあいさつの全文(※適宜表現を替えた部分があり、一部、聞き取れなかった箇所があります)
私はしゃべると炎上するので、気をつけたいと思います。昨日も物議を醸していました。受賞会見で叩かれ、(注:NHKの番組)『バリバラ』に出ては叩かれ、まあ叩かれる叩かれる。
文学の普遍性を殺したとか、芥川賞を凌辱したとか、文学を名乗らないでほしい、とも言われました。
まあでも、昔、ナベツネ(注:渡辺恒雄・読売新聞グループ本社代表取締役主筆)は言ってました。悪名は無名に勝る。だからまあ、話題になるだけありがたいと思っております。
さて、読書バリアフリーを訴えております。そろそろできますか?
今日は出版界の皆様、勢ぞろいということで、新ためて環境整備をお願いしたいと思います。電子書籍を出さない作家にお手紙を出した事があるんですけど。お手紙したのは(直木賞選考委員の)宮部さんとか高村さんではないですが。
『ハンチバック』は、私が産んだ小説ですが、種付けをした父の存在が二方おります。ひと方は、私の懇願のお手紙をスルーなさった出版界。
もうひと方は、私のライトノベルを20年、落とし続けたライトノベル業界。この場を借りて、御礼申し上げたいと思います。その方々がいなければ、私は今、ここにはいません。
怒りだけで書きました。『ハンチバック』で復讐をするつもりでした。私に、怒りはらませてくれてどうもありがとう。
でもこうして今、皆様に囲まれていると、復讐は虚しいということもわかりました。私は愚かで、浅はかだったと思います。
怒りの作家から、愛の作家になれるように、これから頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。本日はありがとうございました。