JOJO的奇妙冒险 STEEL BALL RUN 飙马野郎 动画化纪念特别座谈会
北冰洋冲浪选手
2026年03月13日 23:50

ジョジョの奇妙な冒険 STEEL BALL RUN アニメ化記念! SPECIAL座談会

JOJO的奇妙冒险 STEEL BALL RUN 动画化纪念!特别座谈会

アニメ化が発表されて以降、ファンの注目度が高まっている「スティール·ボール·ラン」。現在、アニメ制作の真っ只中にいる主要スタッフの御三方に特別にお集まりいただき、アニメ「スティール·ボール·ラン」制作のこだわりや、見所について語っていただいた!

《STEEL BALL RUN》自宣布动画化消息以来,便一直受到粉丝的高度关注。现在,我们特别邀请到了目前正全力投入动画制作的三位主要工作人员,来聊一聊动画《STEEL BALL RUN》制作的用心之处和看点!

座談会参加STAFF

参加座谈会的工作人员

木村泰大 「スティール·ボール·ラン」監督

木村泰大 《STEEL BALL RUN》监督

津曲大介 「スティール·ボール·ラン」 キャラクターデザイン/総作画監督

津曲大介 《STEEL BALL RUN》角色设计/总作画监督

木下由衣 「スティール·ボール·ラン」 サブキャラクターデザイン/作画監督

木下由衣 《STEEL BALL RUN》副角色设计/作画监督


——「 SBR 」のアニメ化に携わられた経緯を教えて下さい。

——请教一下各位参与《SBR》动画化工作的缘由。

木村 第5部のアニメ制作が終わった後も、『ジョジョ』シリーズのアニメが続いていくのならぜひ担当したいと思っていました。そんなことを第5部最後のアフレコの際、大森啓幸プロデューサーに話したのを覚えています。そこから数年の時を経て、ありがたいことに今回のお話をいただきました。

木村 第5部动画制作结束后,我就想着要是《JOJO》系列动画能继续制作下去,我一定要参与其中。我记得在第5部最后一次录音时,我把这个想法告诉了制片人大森启幸。从那之后过了几年,很幸运这次得到了参与制作的机会。

津曲 私はアニメーションプロデューサーの笠間寿高さんから連絡をいただいて、直接仕事の依頼を受けました。

津曲 我收到了动画制作人笠间寿高的联络,直接接受了工作的委托。

木村 笠間さんと「キャラクターデザインを誰に頼もうか」という話をしていて、ベテランの方に頼むか若手の方にするか、意見が分かれたんです。それで今作は若手の方に担当してもらうのがいいんじゃないかということで、津曲さんにお願いしました。

木村 我和笠间讨论过“角色设计该请谁来做”这个问题,是请老手来,还是请年轻的人来,我们产生了意见分歧。我觉得这次的作品让年轻人来担任比较好,所以就拜托了津曲。

津曲 若いかどうかはわからないですが……(笑)。

津曲 到底年不年轻可不好说……(笑)。

木村 比較的若い……ということで(笑)。第7部は原作の荒木先生の絵のテイストがまた少し変わってきているタイミングだったんですよね。津曲さんは『岸辺露伴』のアニメで「ザ·ラン」の総作画監督を担当されていたんですが、その絵がちょうどぴったりなイメージでした。

木村 总而言之……相对来说比较年轻(笑)。第7部是原作的荒木老师的绘画风格又发生轻微变化的时期。津曲曾在动画《岸边露伴一动不动》里担任过《The Run》那集的总作画监督,我印象里那集的画风和第7部画风正好匹配。

木下 私は木村監督からのご指名で参加することになりました。

木下 木村导演指定了我来参加的。

木村 『うる星やつら』(※2024年放送のTVアニメ。木村氏が監督を務める)の現場で、久しぶりにお会いしたんです。そこでのお仕事を見ていて、第5部でご一緒した頃からずいぶんと絵が良くなっているのを感じましたのでぜひにと。

木村 我之前在《福星小子》(※2024年播出的电视动画,木村担任导演)的现场和木下久违地相见了。在那里看了木下的工作,觉得(木下)从第5部一起工作的时候开始作画水平变得相当高,所以希望能在新项目中共事。

木下 個人的にも『ジョジョ』のお仕事は大好きだったので、声をかけてもらえて嬉しかったです。

木下 我个人也很喜欢《JOJO》的工作,所以很高兴能被邀请参与。


——「 SBR 」という作品の印象についてお聞かせください。

——请各位谈谈对《SBR》这部作品的印象。

木村 リアルタイムで連載は読めていませんでしたので、第5部のアニメ制作に携わった機会に正月休みを使って読みました。面白くて、一気に読んでしまったのを覚えています。……ただ、最初に読み始めた時に「これは『ジョジョ』なのか?」という疑問が浮かんで(笑)。実際、今作のアニメ化にあたり、その問題が大きくのしかかってきました。確かに物語が進んでいくにつれ『ジョジョ』らしいスタンドバトルに移行していくんですが、最初はその気配があまり感じられず……。荒木先生はあくまでも「レース物」を描きたかったんだなというのが伝わってきます。そもそも、物語の冒頭で描かれるのはジャイロでもジョニィでもなく、サンドマンですしね。いちファンとして漫画を読んでいたときは気にならなかったのですが、いざこの作品を『ジョジョ』の最新作としてアニメ化するには序盤の再構成は必要な作業になると思いました。実際携わってみて、ストーリー構成にはかなり苦労しています。原作を読んだ時の高揚感をフィルムに再現しなければいけないため、大きく変えることはできないですから。

木村 我因为没有追过连载,所以趁着参与第5部动画制作的机会,利用新年假期去拜读了。我记得自己当时觉得很有趣,一口气读完了。……只不过一开始读的时候会有“这还是《JOJO》吗?”的疑问浮现出来(笑)。实际上,在这部作品动画化的时候,这确实成了一个大问题。原本随着故事的发展,会展开《JOJO》系列特色的替身战斗,但剧情初期这种判断却并未应验……荒木老师自始至终都想画“比赛”相关的事物。说起来,故事开头描绘的既不是杰洛,也不是乔尼,而是砂男。作为一个粉丝看漫画的时候,我并没有在意这个问题,然而一旦将这部作品视为《JOJO》动画化的最新作,初期剧情的脚本改编就是必要的工作。实际参与后发现,创作脚本是一件相当辛苦的事。因为必须在影片里再现阅读原作时的兴奋感,所以不能对原作进行太大的改动。

津曲 今回のお仕事を受けることになって、原作をまとめて読ませていただきました。個人的にはビジュアルの印象が強くて、過去作よりも写実的に描かれているなと感じました。あとは……描き手として気になったのはやっぱり「馬」の多さですかね(笑)。

津曲 接下这次的工作后,我把原作总体阅读了一遍。我个人对画面视觉效果的印象很深,感觉比过去的作品更为写实。还有……作为画师在意的果然还是“马”的数量很多吧(笑)。

木下 私も今回のお仕事を受けたタイミングで読ませていただきました。台詞回しはこれまで通りの『ジョジョ』という印象を受けたんですが、過去作の『ジョジョ』に比べて「大人向け」に作られているなと感じましたね。

木下 我也是在接下这次工作的时候读的。台词给我的印象是一如既往的《JOJO》,但与过去的《JOJO》相比,感觉是更成人向的作品。

木村 序盤はコマの密度も高めなんですが、(※連載途中で週刊少年ジャンプから月刊誌のウルトラジャンプに掲載誌を移籍した)中盤以降は画面がどんどん雄大になっていくんですよね。描かれている絵から大河ドラマのような印象を受けます。絵柄の変化もあるんですが、空間の広がりが出て映画的な画面作りをされているなと感じました。そういった変遷のある作品ですから、アニメとしてどういう風に絵の整合性を保っていくのか試行錯誤しています。

木村 剧情初期的漫画分格密度很高,(※连载途中从《周刊少年JUMP》转移到月刊杂志《ULTRA JUMP》)中期以后画面变得越来越壮观,给人一种大河剧的印象。尽管画风也发生了变化,不过感觉呈现出了宛如电影般的空间广阔的画面。因为是有这样的风格变化的作品,作为动画怎样保持画面的风格一致,我们也进行了试错。


——ジャイロとジョニィ、ふたりの主人公はどのように描いていこうと思われましたか?

——各位认为该如何描绘杰洛和乔尼这两位主角呢?

木村 ふたりとも別方向にクセの強いキャラクターですから、描くのは簡単ではないです。実は「 SBR 」は、作品全体のテーマとして「OOOとXXX」みたいな「対比構造」を描いていることが多いと感じています。作中の1890年は近代化への走りみたいな時代であって、馬でレースをするのに一方では近代的な自動車も存在している。古いものと新しいものを人々が手にして、混ざり合っている「境目」のような時代。ジャイロとジョニィにも対比構造があります。ジャイロは人類の「技術」を極めた鉄球を操る。ジョニィは「スタンド」という未知の能力を手にする。「技術とスタンド」もこの作品の対比構造のひとつです。勧善懲悪な正義と悪の対決ではなく、それぞれの反する正義の対立構造がテーマになっている。そんな大きな時代のうねりの中で、人々が一生懸命に生きている……。ジャイロとジョニィも、移りゆく時代の中で、熱量を持って生きているんだということを描くのが、まずは一番大切なことなのかなと考えています。

木村 因为两个人都性格鲜明且彼此性格截然不同,所以画起来并不简单。我觉得实际上《SBR》整部作品的主题是像“OOO与XXX”这样的“对比结构”。作品中的1890年是一个迈向近代化的时代,在骑马竞赛的同时也有现代汽车存在,是一个新旧事物交融并存的“分界线”一般的时代。杰洛和乔尼之间也有对比结构。杰洛操纵着将人类的“技术”发挥到极致的铁球,而乔尼获得了名为“替身”的未知能力。“技术和替身”也是这部作品的对比结构之一。本作主题不是惩恶扬善的正义与邪恶的对决,而是各自相反的正义的对立结构。在如此巨大的时代浪潮中,人们努力地活着……杰洛和乔尼也是如此,我认为首先最重要的事是描绘他们如何在不断变化的时代中热烈恣意地生活着的姿态。

津曲 まずはジョニィからキャラクターデザインを始めたんですが、これまでの『ジョジョ』シリーズの主人公と比べると、ストレートに「主人公然」としたキャラクターではないなと感じました。執着や嫉妬深さもあって、ずいぶんと人間味のあるキャラクターだなと。良くも悪くも一般人に近い印象なので、絵的にインパクトをつけづらいという難しさがありますね。ジョニィは描く際に全体的なシルエットに気をつけています。筋骨隆々なタイプではないので、少し絞られた華奢なシルエットになるよう注意しています。木村監督の「対比構造」の話じゃないですが、ジョニィがジャイロと並び立った時に印象で負けないようにするのに苦労しました。ジャイロのほうが言動もハッキリしていて、見た目的にも印象的なパーツが多いのでデザインするハードルは低かったです。

津曲 我首先从乔尼开始设计角色,与迄今为止的《JOJO》系列的主角相比,感觉他不是那种正统的“主角型”的角色。他也有着执拗和忮忌一类的阴暗面,是个非常有人情味的角色。不管是是好是坏,他给人的印象都接近普通人,所以在描绘上很难产生冲击力。乔尼在描绘的时候需要注意整体的外观轮廓。因为他不是那种肌肉发达的类型,所以要注意稍微缩小一点他的身材轮廓,打造出匀称的外形。虽然与木村导演所说的“对比构造”有所不同,但是为了让乔尼与杰洛站在一起时看起来毫不逊色而费了一番功夫。杰洛的个性举止相对更鲜明,身上也有很多有特色的装饰部件,所以设计起来会更容易一些。

木村 ジャイロは個人的には「四角い」イメージですね(笑)。

木村 在我个人印象里杰洛有点“方脸”呢(笑)。

津曲 そうですね、顔の輪郭や立ち姿のシルエットなど、角張った勇ましさを感じます。ジャイロは描いていて楽しいですね。冒頭で登場した際、金歯を見せてニカッと笑うシーンなんかもきちんとキャラ表を作成しています。

津曲 是啊,脸的轮廓和站姿的剪影等,给人一种有棱有角的勇猛感。我画杰洛画得很开心呢。他开头登场的时候露出金牙咧嘴笑的场景,我也规规矩矩地制作成了角色设定图集。

木下 私もふたりを描く際には、見た目の印象に差が出るようには気を付けています。ジャイロはジョニィと比べると、荒々しくて精悍な感じが出るように意識はしていますね。

木下 我在画两个人的时候,也会注意让外表给人的印象产生差异。杰洛和乔尼相比,给人一种粗犷又精悍的感觉。

木村 「 SBR 」はバディものではあるんですが、最初からふたりがバディなわけではないですからね。レースを戦うライバルで、単なる同行者のような関係値から、徐々に絆が深まっていく。ふたりがお互いを見倣って成長していく感じは丁寧に描いていきたいとは思います。

木村 《SBR》里主角两人虽然是搭档,但并不是从一开始就是搭档。他们彼此作为参加比赛的竞争对手,从单纯的同行者关系,到后来逐渐加深牵绊。我想仔细描绘出他们两人互相取长补短、一起成长的氛围。


——スタンドバトルから打って変わり「鉄球」でのバトルになりますが、描く際に気を付けられていることをお聞かせください。

——从替身战斗转变为“铁球”战斗,请各位分享一下在描绘的过程中有哪些需要注意的事。

木村 イメージとしてわかりやすいのは、西部劇におけるガンマンですね。鉄球自体の描写にはそれほど問題はないんですが、今までの『ジョジョ』では、バトルのシメには「オラオララッシュ」があったじゃないですか。それが『ジョジョ』の定番としてわかりやすく認知されていたと思うんですが、「 SBR 」ではその手法が使えない。敵を倒した際のカタルシスをいかに出すかが難しい問題で、今まさに、そのあたりを試行錯誤しながら映像を作り上げている最中です。あと、これは作劇的な問題でもあるんですが、これまでの『ジョジョ』では明確に主人公たちのギアが上がるタイミングがあって、それに合わせてメインテーマのBGMが流れ出すんです。今作ではそういった「上げどころ」のBGMを流し始めるタイミングもかなり難しいんです。特にレース中心の序盤の展開ではジャイロはともかくジョニィの見せ場をどう作るか、悩みどころではあります。

木村 (里面的角色)给人的印象是比较容易联想到西部片中的枪手。铁球本身的描写没有什么问题,但是迄今为止的《JOJO》系列里,战斗的结尾不是都有“噢啦噢啦连打”吗。那个已经作为《JOJO》的经典桥段被大家所熟知了,但是在《SBR》里却不能使用这种手法。如何表现出打倒敌人的同时使他们心悦诚服,是一个很难的问题,我们现在也是在一边进行着试错的同时一边制作着动画。另外还有一个作品戏剧性的问题,在至今为止的《JOJO》动画中,主角们都有明确的成长至一个新阶段的时机,与此同时都会配合着开始播放主题配乐。而在这部作品中开始播放这些“高潮”的背景音乐的时机相当难以把握。特别是在以比赛为中心的初期剧情的展开中,杰洛姑且不论,如何制作乔尼的精彩场面,是令人烦恼的地方。


——主人公以外のキャラクターについてもお聞かせください。

——也请各位分享一下关于主角以外的角色的事。

木下 私は女性と子供のキャラクターデザインを担当させていただきました。メインのキャラクターではルーシーですね。ルーシーは、今までの『ジョジョ』にはあまりいなかったタイプの女性キャラになればいいなと思っていて。愛らしさを強調してデザインしました。

木下 我负责女性角色和孩童角色的设计。露西是其中的主要角色。我想把露西设计成迄今为止《JOJO》系列的女性角色中极为罕见的类型。我在设计中特别强调了她惹人怜爱的特质。

木村 ルーシーのデザインについては、実は木下さんにお願いする前までに色々と変遷がありました。『ジョジョ』の女性キャラクターデザインって難しいんですよ。かっこよくすることはできるんですが、可愛く見せるには工夫が必要なんです。ルーシーも、可愛くしすぎると世界観から浮いてしまいます。彼女は可愛さと『ジョジョ』らしさを両立した良いデザインになっていると思いますよ。実はいま作っている第1話の設定画の数がかなり多くなっていて……(笑)。生き残りをかけたレースですから、冒頭の登場人物はどうしても多くなるんです。

木村 关于露西的设计,实际上在拜托木下之前发生过各种变迁。《JOJO》中的女性角色很难设计。虽然可以画得很帅气,但如果想要看起来很可爱就需要下点功夫。露西也是,如果把她画得太可爱了,就会与整个作品的世界观格格不入。我觉得她被设计得很好,既可爱,又有“JOJO”的风格。实际上现在制作的第1话的设定画的数量变得相当多……(笑)。因为是生死攸关的竞赛,所以开头的登场人物不管怎样都会变多。

津曲 本格的な活躍は後になったとしても、一瞬でも顔見せさせるからにはちゃんとデザインを固めてから描かないといけないですからね。

津曲 即使角色正式开始活跃是在很久之后的剧情里,只要(前期剧情里)哪怕一瞬露脸过,也要谨慎地确定下设计之后再进行描绘。

木村 ポコロコは原作よりも印象が強くなっていると思います。脚本の小林靖子さんがポコロコを気に入っているのか、彼の見せ場が多いような気がします。なんでしょうか……動かしやすいキャラクターなんだと思います。

木村 我觉得波克洛克比原作给人的印象更深刻。也许是因为编剧小林靖子很喜欢波克洛克,感觉他的精彩场面很多。怎么说呢……我觉得他是一个动画化起来很容易的角色。

津曲 個人的にデザインの段階から一番描きやすいのはスティーブンです。絵的な情報量の多いキャラクターですが、服装はシンプルなので描いていてバランスが取りやすいんです。

津曲 就我个人而言,从设计阶段开始最容易画的是史蒂芬。虽然他是从绘画上来说信息量很大的角色,但是因为他的服装很简单,所以画起来很容易取得平衡。

木下 私はディエゴがお気に入りですね。彼のバックボーンも含めて好きです。

木下 我很喜欢迪亚哥,包括他有骨气的性格我也喜欢。

津曲 ディエゴのデザインは、あまり迷うことなく完成しましたね。

津曲 迪亚哥的设计是无需过多纠结就顺畅地完成了的。

木下 ディエゴって意外とジョニィにちょっかいかけて絡んできたりするんですよ。ふたりのやり取りも好きです。

木下 迪亚哥意外地会缠着乔尼。我也很喜欢这两个人的互动。


——レースシーンを描くにあたり、こだわられている点についてお聞かせください。

——请各位分享一下在描绘比赛场景时有什么值得讲究的地方。

木村 馬の描写にはかなりこだわっています。馬とスタンドでは、実はスタンドの方が描くのは全然ラクなんですよ。作画としては「何かに接している」作画の方が圧倒的に難しい。スタンドは空中に浮いていますが馬は地面に接していて、さらに乗り手にも接しているので難易度が跳ね上がります。

木村 对马的描绘相当讲究。马和替身相比,实际上绝对是替身画起来更轻松哦。从作画角度来讲,“接触某物”的作画要明显困难得多。替身可以浮在空中,但马和地面接触,而且也和骑手接触,所以作画难度会大幅上升。

木下 『ジョジョ』っぽい馬を描く、というのも大事ですね。キャラクターたちのビジュアルに負けないような強い馬に見えるよう、今めちゃくちゃ研究して描いています。もちろん遠景などではCGで描かれる場合もあるんですが、本作では手描きのシーンも多いので『ジョジョ』っぽく見せるために、写実的でリアルな馬の描写にさらにBL(※黒)影とタッチ線を加えたりしています。

木下 要把马画成像《JOJO》一样的风格也很重要呢。为了描绘出视觉效果上不输给角色们的强悍的马,现在正在努力进行研究和描绘。当然像远景这种用CG描绘的情况也有,但是在本作中手绘的场景也很多,为了显得更有《JOJO》的风格,会在写实的马的描绘上再加上BL(※黑)影和阴影排线。

(这张图是原画集之后出的,因为正好有马的作画就放进来了)

木村 デザイン的には現実の馬よりもクビを少し長めにしたり、立ち姿やスタイルをカッコよくしています。馬たちも「ポージング」をしている……くらいのイメージですね。あとは筋肉の躍動感にもこだわっています。「 SBR 」全体としても言えることなんですが、筋肉の躍動で何かを為すというシーンが多いんです。スタンドバトルとは違う「肉体の美しさ」の描写にはこだわって作っています。

木村 设计上(动画里的马)脖子比现实里的马稍微长一些,站姿和风格也更加帅气。以及印象里马匹们也会摆pose……之类的。还有就是也会注重马的肌肉的跃动感。从《SBR》整体来看,用肌肉的跃动来表现的场景有很多。对与替身战斗不同的“肉体之美”的描绘很讲究。

津曲 馬の作画修正を行うこともありますが、「 SBR 」に出てくる馬のまつげって意外と長いんですよ。馬の目元がアップになる作画では、そのあたりにも気を付けています。

津曲 不过也有进行马的作画修正的情况,《SBR》中出现的马的睫毛意外地长呢。画马的眼睛的特写时,也会留意这一点。


——本作が「西部劇」であるという点についてはいかがですか?

——关于本作是“西部片”的观点,各位是怎么看的呢?

木村 リアリティを追求する上ではやりたい演出はいくらでもあります。その中でできることを実現していく感じですね。荒木先生が原作で描かれている、地平線が見えるような大地の広がりは意識して画作りを行っています。山々も日本のものとはまったく違います。日本では山は身近に見えているものなんですが、大陸では遠くに連なって見えているものです。ですから遠景の山には空気遠近法(※絵画や写真などで遠近感を出すために、遠くのものは青みがかって見えたり、ぼやけて見えたりする現象を利用する技法)を積極的に取り入れたりして美術背景もこだわっています。ティザービジュアルにも、すでにそういったこだわりは反映されていますね。ただし雲だけは『ジョジョ』っぽさが欲しいので、しっかりとした実線の作画に。全体的な絵の彩度は高めに作っているんですが、砂漠ですから砂埃もすごいので「埃っぽさ」も演出として大切にしていますね。

木村 在追求真实性的基础上,想做的演出有很多,我在尽可能实现其中力所能及的部分。我们在动画里有意重现荒木老师在原作中所描绘的可以看到地平线的广阔大地。(原作中的)群山也与日本的山截然不同。在日本,山看起来近在咫尺,而在(北美)大陆,山看起来却遥不可及。因此,我们在描绘远景的山时积极采用空气远近法(※绘画和照片等为了表现远近感,将远处的事物处理为蓝色或模糊化的现象的技法),对美术背景也十分讲究。在预告海报中,也已经反映出了这种讲究。但是,我只希望云彩能保留“JOJO”的风格,所以依然是踏踏实实用实线作画的。动画整体画面的色彩饱和度很高,但因为故事发生在沙漠里,会有很强的沙尘,所以演出要表现出“尘埃感”这点也很重要。


——ファンに向け、見所についてお聞かせください。

——请向粉丝们介绍一下动画的看点。

木村 CT(※カッティングムービー)を見ているだけでも面白いものができそうだという予感があります。物語の序盤はレースシーンが見所ですから、なおさらレースシーンは頑張って描きたいという思いが強いです。もちろん従来の『ジョジョ』のようなスタンドバトルが好きなファンも多いでしょうが、「 SBR 」ではレースシーンに期待しているファンも少なくないと思うので、その両方に面白さが届けられるようにと考えて制作しています。あとは、シンプルに原画の枚数がこれまでのシリーズと比べても倍近くになっています。特に馬が走っているシーンは、ほぼ全て「原画」です。レースですから複数で競い合いますし、クラッシュもする……もちろんそれぞれに騎手が乗っていて彼らに芝居もさせなければいけません。大変な作業ですが、この作品をやるからにはレースシーンから逃げてはファンの期待に応えられませんから。

木村 光看CT(※cutting movie)我就预感到能做出精彩的作品。因为在故事的开头,比赛场景是看点,所以更想努力地画好比赛场景。当然,也有很多粉丝喜欢像以前的《JOJO》系列里那样的替身战斗,但我想期待《SBR》里的比赛场景的粉丝应该也不少,所以制作动画时会考虑把这两方面的精彩内容都呈现出来。还有就是,简单来说原画的张数与迄今为止的系列相比也多了近一倍。尤其是马匹奔跑的场景,几乎全都是“原画”。因为是有很多选手参与的竞赛,也会有拥挤的场景……当然每个骑手的戏份都会尽量展现出来。虽然是很辛苦的工作,但既然要做这部作品,就不能回避比赛的场景,必须要回应粉丝们的期待。

木下 作画における「揺れもの」も多いんですよね……。

木下 作画中“晃动的东西”也很多呢……

木村 ジャイロなんか特にそうですよね。パーツが多くてマントから何から揺れまくりますから(笑)。そのあたりはバランスをとって……例えばキャラの足元などは馬に乗ると隠れてしまいますから、デザインを簡略化して作画カロリーを抑えるような工夫をしています。

木村 杰洛尤为如此。因为他身上的小装饰很多,所以(骑马时)全身上下包括披风都会不停地晃动(笑)。在这方面要保持平衡……比如角色的脚等部位,骑马时会被遮挡住,所以要简化设计,控制作画精度。


——ファンに向けてのメッセージをお願いします。

——请各位传达一下对粉丝们想说的话吧。

木下 原作の絵を大切にしながら、今まさに作画を頑張っています。かっこいい馬もたくさん描いています。研究の成果を楽しんでもらえれば嬉しいです。

木下 我现在正一边认真揣摩原作,一边努力作画。我还画了很多帅气的马。如果大家能享受到我的研究成果,我也将深感荣幸。

津曲 シリーズのファンはもちろん、作品のテイスト的にも、過去作を見ていなくても楽しめるような作品だと思います。

津曲 JOJO系列的粉丝自不必说,在作品的美学上,我想就算没有看过前作的观众也能乐在其中。

木村 長丁場になる作品です。待っていた甲斐があったと思っていただけるようなクオリティの作品を目指して制作していますので、楽しみにしていただければと思います。

木村 这是一部耗时较长的作品,我们正以制作出值得等待的高质量作品为目标,敬请期待。