Sound&Recording 2026年2月号 访佐佐木李子
没有故事的Salic
2025年12月25日 16:11

图源:https://tieba.baidu.com/p/10332999109

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制作:DeepSeek-V3.2

仅供学习交流,转载请注明AI翻译

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源自 BanG Dream!「Ave Mujica」的 Synthesizer V 歌声数据库

BanG Dream! AI 歌声合成

梦之结唱 AVER

以媒体组合(动画、游戏、漫画等)而闻名的少女乐队企划《BanG Dream!(邦多利!)》。动画声优们亦作为真实乐队进行现场演出,博得了极高的人气。本期将深度特辑以《邦多利!》中登场的乐队——Ave Mujica 的主唱 Doloris 的歌声为基础制作的、用于 Synthesizer V 的歌声数据库「梦之结唱 AVER」!我们采访了 Doloris 的声优兼歌手佐佐木李子、「梦之结唱」的制作人楠美津穗、Ave Mujica 的制作人松本拓辉、以及 Synthesizer V 开发者 フアカンル,共同解读梦之结唱 AVER 的世界。此外,我们还通过邮件采访了为 Ave Mujica 提供乐曲的音响制作人 Diggy-MO',从多角度探寻乐曲的魅力。

产品阵容

  • 《Synthesizer V2 AI 梦之结唱AVER 下载版》

  • 发行方:Bushiroad Music

  • 产品编号:BRAI-00042

    • 价格:10,780日元(含税)

  • 《Synthesizer V2 AI 梦之结唱AVER Studio 2 Pro 下载版》

  • 发行方:Bushiroad Music

  • 产品编号:BRAI-00043

    • 价格:23,980日元(含税)

系统要求

  • 操作系统:Windows 11 或更高版本(64位),macOS 11 或更高版本

  • CPU:Intel Core i5(第4代)或更高,AMD Ryzen,Apple M1 或更高

  • 内存:4GB 以上

  • 存储空间:1GB 以上(此为安装一个歌声数据库时所需的容量。所需容量将根据安装的歌声数据库数量增加)

  • 其他:音频设备、互联网连接环境为必需,需有可收发邮件的邮箱地址(使用本产品需在 Dreamtonics 公司创建账户)

  • ※即使满足运行条件,亦不保证能在所有计算机上运行。

佐佐木李子 a.k.a Doloris 畅谈与《梦之结唱 AVER》的关联

Text:Taichi Tsuji

Photo:Hiroki Obara

Styling:Emiri Motohashi

Hair&Make:Mayumi Hirano

佐佐木李子/隶属朝日电视台音乐部。11月10日生。小学五年级时,从约9000名应征者中脱颖而出,赢得音乐剧《安妮》的主角。声优代表作有《歌剧少女!!》山田彩子役、《闪耀吧!プリ☆チャン》虹ノ咲だいあ役、《邪神酱飞踢》ぼぼろん役、《RINKAI!》久留米美虹役等。包括动画主题歌在内,作为艺术家也活跃中。

我们采访了饰演邦多利!旗下乐队Ave Mujica的主唱Doloris(vo, g)的歌手/声优佐佐木李子,她为《梦之结唱AVER》(以下简称AVER)提供了歌声数据。让我们听听她对于自己的歌声成为基于AI的歌声合成软件Synthesizer V2的歌声数据库并传播开来有何感想。顺便一提,封面照片大家还喜欢吗?我们让身着Doloris服装的佐佐木从天花板正上方被俯拍,拍完立刻将照片导入电脑进行排版,与AVER的角色插图进行平衡调整……如此反复尝试才制作完成。而在拍摄结束后立刻进行的,就是这次访谈。

令人起鸡皮疙瘩般不可思议的存在

——非常感谢这次精彩的摄影。

我才是要谢谢你们。从来没被从正上方拍过,所以很紧张呢(笑)。而且,你们不是当场就编辑了封面吗?有种奇妙的感觉,我很开心AVER和我就像照镜子一样。真想早点让大家也看到。

——两者并列,感觉能让彼此的魅力更加清晰地传达出来。

是的呢。在我心中,Doloris是"王者"的形象,而AVER则是"霸者"的感觉。AVER给人的印象是更具压倒性的强大。这和三角初华怀抱苦恼、戴着Doloris的面具进行音乐活动的形象又有所不同呢。

——请谈谈您第一次听到AVER歌声时的印象。

就是觉得,厉害到让人想笑。非常不可思议,都起鸡皮疙瘩了。还有,虽然看起来操作简单,但要想追求理想效果肯定很花时间吧。感觉有无数种玩法,比如颤音好像也能进行非常细致的设定,可以混合柔和的声音和有力的声音,根据场景区分使用并逐渐融合,或者尝试在奇怪的位置加入呼吸声,似乎能无限地玩下去。正因为我自己是歌手,所以有很多想尝试的事情呢。然后,等让它唱了各种歌之后,我也想试试自己能不能做到(笑)。不是说要模仿,而是觉得好的地方就想参考。

——从自己声音诞生的事物中学习,我想也是一种奇妙的体验。

确实如此。但并不是要完全复制AVER,而是以自己的方式去理解并吸收,这样才有趣吧。不过话虽这么说,可能还是会觉得"不甘心!",然后做到完全复制为止呢(笑)。能诞生一个让我如此燃起斗志的存在,是件很开心的事。

希望通过AVER让大家了解Ave Mujica

——佐佐木小姐平时也进行作曲,所以应该能轻松适应Synthesizer V的歌声编辑吧。

确实。我平时也用STEINBERG Cubase或AVID Pro Tools进行MIDI旋律输入或录歌,所以也想多接触一下Synthesizer V。

——AVER或许会在Synthesizer V用户的手中,唱出连佐佐木小姐都想不到的歌。

如果能以AVER为契机,让大家能够自由轻松地创作歌曲,并且进而了解Ave Mujica,我会非常开心。但另一方面,现在AI进化显著,关于AVER的诞生我也思考了很多。如果出现了能用我的声音完美演唱的软件,我该怎么办呢?因为对于歌手来说,声音就是财富,这似乎会大大影响我自己的歌手生涯。不过,试用成品后感受到的是,既有只有作为人类的我才能唱的歌,也有只有AVER才能唱的歌。所以我很期待AVER会唱什么样的歌,如果能作为好朋友、好对手互相切磋进步,我会很高兴。

——您认为只有血肉之躯的歌手才能做到的事情是什么呢?

比如说,现场演出。AVER出色地学习了我的特征,连强弱变化和呼吸方式都能细致再现,所以我觉得也能借此体验Ave Mujica的世界。但是,作为Doloris的现场演出,是只有在当天、那个场地才能表现的东西,所以我希望大家两者都能享受。如果能以AVER为契机,让大家产生"想看看现场演出时是怎么唱的?"的兴趣而亲临现场,我会非常开心。

边变化音色边演唱的风格

——佐佐木小姐是以何种形式参与AVER的开发呢?

是在Ave Mujica的制作人松本拓辉先生的监修下,用各种唱法录制了多首乐曲。

——是为了收集让Synthesizer V的AI学习的 Vocal Data 吧。

是的。通过那次录音,我发现了些"原来我是这样唱歌的"的点,也觉得尝试不同的唱法也不错。不过,我唱歌很重视歌词,所以无论收到怎样的指示,投入感情这一点是不会变的。即使改变唱法,我也一直提醒自己绝对不要忘记歌曲想传达的内容。

——通过录音发现的自身习惯是?

就是一种边细微变化音色,边将一首歌当作一个故事来演唱的风格。比如说即使是激烈的歌曲,也不是一直用力唱,而是做了很多"减法"。这是在收到"请有力演唱"的指示时,发现自己还是会加入强弱变化才意识到的。

——这种可谓"音色的拼贴"的演唱风格,在Ave Mujica的新曲《'S/'The Way》和《Sophie》中也有实践吧。

尤其是《'S/'The Way》这首歌,用拼贴来形容可能很贴切。既有全力演唱的乐句,也有类似说唱的部分,在B段以为是在深情演唱,副歌部分却又热情高涨。

——首先是A段"Rose"这个词的唱法很令人印象深刻。

这种令人印象深刻的元素,有时是自己构思的,有时则是在松本先生、工程师以及提供乐曲的Diggy-MO'先生的细致指导下,大家一边讨论一边创作出来的。

——《'S/'The Way》的演唱表现是如何打造的呢?

从Diggy先生加入的试唱小样中,能强烈感受到他的执着。"Rose"那里的唱法也是参考了试唱小样,唱起来感觉舒服的乐句我都积极采纳了。不限于《'S/'The Way》,对于Diggy先生提供了试唱小样的乐曲,我一直都是这么做的。

——这或许正是身为歌手的Diggy-MO'先生的试唱小样的独到之处呢。

是的。作品发布后,我有时也会为了回想Diggy先生的唱法而重听试唱小样。歌词也是Diggy先生写的,所以对于Ave Mujica特有的那种"辛辣感"或锐利度的说服力是不同的。真的会让人起鸡皮疙瘩,我会在吸收这些部分的同时,加入自己的编排,或者彻底改变唱法。

——那里就是Doloris的表现吗?

是的呢。会体现出"作为Doloris,想这样唱"的想法。

想和AVER同台演唱

——另一首新曲《Sophie》,据Diggy-MO'先生的概念说是以萨德侯爵的小说《贞洁的厄运》为动机,戏剧性很强。

《Sophie》有种Ave Mujica以往没有的感觉,或者说是一首让人惊叹"从未听过这样的歌"的曲子。感觉唱出了Ave Mujica黑暗中最漆黑的部分。全曲都充满强烈刺激,令人震撼,但我个人觉得最"要命"的是第二段副歌出现的嘶喊部分……那里我投入到了歌曲的世界中,甚至记不清是怎么录完的。像是被附体了一样一边"哈啊……"地喘着气一边录,录完后感觉浑身是伤(笑)。觉得这首歌,不进入状态是唱不了的。与其说是歌,不如说是疯狂的呐喊。

——为什么会进入那种精神状态呢?

非常自然地就那样了。从第一次听到的瞬间,就感觉一下子进入了歌曲的世界、那个领域,连我自己都觉得不可思议。虽然也像平时一样练习了,但太过投入非常痛苦……只是放空头脑在唱。

——那首歌真想让AVER也唱唱看呢。或许能"冷静地"表现疯狂的世界。

确实!虽然可怕,但感觉很厉害(笑)。想象一下,我都有点不甘心了(笑)。果然冷静是做不到的吧,不心神激荡、不失去常态就唱不了。但AVER的话能冷静做到吗?哇~,好想让它唱唱看,也好想听!

——您认为今后AVER在世上如何被使用会很有趣呢?

嗯…这可能是个人的愿望,但我很想在演唱会上和它一起唱。在分声部、进行和声或齐唱的时候,听起来会怎么样呢?我很有兴趣。而且《梦之结唱》系列还有POPY、ROSE等其他歌声数据库,所以也想看看所有数据库齐聚一堂的演唱会。不同的歌声数据库唱法也不同,可能会受到刺激,产生新的灵感。还有就是,大家用AVER制作出"想让Doloris这样唱"的作品发给我,然后我来挑战一下,似乎也很有趣(笑)。

——或许可以举办用AVER创作作品的比赛,优胜作品可以让Doloros来合作。

听起来很好玩!

——到时候,Doloris会如何理解AVER的表现,会是个看点呢。

是的。这方面我想激烈地比拼一番,另一方面也想和AVER变得更亲近。AVER今后应该会不断进化,所以我一直觉得自己也必须进化。希望能作为好对手,彼此唱出好歌,一起看到新的风景。

バンドリ!「Ave Mujica」から生まれたSynthesizer V歌声データベース

BanG Dream! AI Singing Synthesizer

夢ノ結唱 AVER

アニメ、ゲーム、コミックなどのメディア・ミックスで知られるガールズ・バンド・プロジェクト『BanGDream!(バンドリ!)』。アニメの声優がリアル・バンドとしてライブも行っており、絶大な人気を博している。この『バンドリ!』に登場するバンド=Ave Mujica(アヴェ・ムジカ)のドロリスの歌唱を基に作られた、Synthesizer V2用の歌声データベース『夢ノ結唱AVER(アヴァー)』を大特集!ドロリスの声優で歌手の佐々木李子、『夢ノ結唱』のプロデューサー楠美津穂、Ave Mujicaのプロデューサー松本拓輝、Synthesizer V2開発者のフアカンルにインタビューを実施し、夢ノ結唱AVERの世界をひも解く。さらに、Ave Mujicaに楽曲を提供するサウンド・プロデューサーのDiggy-MO'にもメール・インタビューを敢行し、さまざまな角度から楽曲の魅力に迫る。

Lineup

『Synthesizer V2 AI 夢ノ結唱AVER ダウンロード版』

ブシロードミュージック:BRAI-00042

10,780円(税込)

『Synthesizer V2 Al 夢ノ結唱AVER Studio 2 Pro ダウンロード版』

ブシロードミュージック:BRAI-00043

23,980円(税込)

Requirements

・OS:Windows 11またはそれ以降(64ビット)、MacOS 11またはそれ以降

・CPU:Intel Core i5(第4世代)以降、AMD Ryzen、Apple M1以降

・メモリー:4GB以上

・ストレージ:1GB以上(歌声データベースを1つインストールする場合の容量です。インストールする歌声データベースの数に応じた容量が必要になります)

・その他:オーディオ・デバイス、インターネット接続環境必須、送受信可能なメール・アドレス必須(製品のご利用にはDreamtonics社でのアカウント作成が必要)

※動作条件を満たしている場合でも、すべてのコンピューターにおける動作を保証するものではありません

佐々木李子a.k.aドロリスが語る『夢ノ結唱AVER』との関係

Text:Taichi Tsuji

Photo:Hiroki Obara

Styling:Emiri Motohashi

Hair&Make:Mayumi Hirano

佐々木李子/テレビ朝日ミュージック所属。11月10日生まれ。小学校5年生のときにミュージカル『アニー』の主役を約9,000人の応募の中から勝ち取る。声優代表作に『かげきしょうじょ!!』山田彩子役、『キラッとプリ☆チャン』虹ノ咲だいあ役、『邪神ちゃんドロップキック』ぼぼろん役、『リンカイ!』久留米美虹役など。アニメ主題歌を含め、アーティストとしても活躍中。

バンドリ!のバンドAve Mujicaのドロリス(vo、g)を演じる歌手/声優で、『夢ノ結唱AVER』(以下AVER)に歌唱を提供した佐々木李子。自身のボーカルがAIベースの歌声合成ソフトSynthesizer V2用の歌声データベースとなり、流布していくことに何を思うのか聞いてみよう。ところで、表紙はお楽しみいただけただろうか?ドロリスの衣装を着た佐々木を天井から真俯瞰(まふかん)で撮り、撮影したそばから写真をパソコンに移してレイアウトに配置し、AVERのキャラクターイラストとのバランスを見る……という試行錯誤を重ねて制作した。撮影の直後に敢行したのが、このインタビューである。

鳥肌が立つほど不思議な存在

——素晴らしいフォト・セッション、ありがとうございました。

こちらこそ。真上から撮られたことはなかったので、ドキドキしました(笑)。そして、表紙をその場で編集してくださったじゃないですか。不思議な感覚で、AVERと私が合わせ鏡のようになっているのがうれしくて。早く皆さんにも見てもらいたい。

——両者が並ぶことで、それぞれの魅力がさらにハッキリと伝わるような気がします。

そうですね。私の中ではドロリスが“王者”のイメージで、AVERは“覇者”という感じ。より圧倒的な強さがAVERのイメージなんです。三角初華が苦悩を抱えながらドロリスという仮面をかぶって音楽をする、その姿とも違う雰囲気がありますよね。

——AVERの歌声を初めて聴いたときの印象を教えてください。

もう、笑っちゃうくらいすごいなと。不思議で仕方がなくて、鳥肌が立ちました。あと、簡単に操作できそうですけど、理想を突き詰め出すと時間がかかるでしょうね。いくらでもやりようがあるというか、ビブラートにしてもすごく細かく設定できるみたいだし、ソフトな声とパワフルな声を混ぜたり、場面に応じて両者を使い分けて徐々にブレンドしていったり、はたまた変わった位置にブレスを入れてみたりして無限に楽しめそう。自分がボーカリストだからこそ、やってみたいことがたくさんありますね。で、いろいろ歌わせた後に、自分にもできるかどうか試してみたい(笑)。まねするじゃないけど、良いと思ったら参考にしたいんです。

——自身の声から生み出されたものに学ぶのも、不思議な体験だと思います。

まさに。でもAVERの完全再現をするのではなく、自分なりに解釈して取り入れるのが面白いでしょうね。と言いつつ、悔しい!と思っちゃって、完コピできるまでやるかもしれません(笑)。そういう燃える気持ちにさせてくれそうな存在が誕生したのは、うれしいことです。

AVERからAve Mujicaを知ってもらう

——佐々木さんは普段から作曲もしているので、Synthesizer Vでの歌声のエディットにすんなりなじめるでしょうね。

確かに。いつもSTEINBERG CubaseやAVID Pro ToolsでメロディをMIDI打ち込みしたり、歌を録ったりしているので、もっとSynthesizer Vにも触ってみたいと思います。

——AVERは、Synthesizer Vユーザーたちの手によって、佐々木さんでさえ思いつかない歌を歌うかもしれません。

AVERをきっかけにして、皆さんが自由に気軽に歌を作ることができて、なおかつAve Mujicaを知ってくださるのがすごくうれしいんです。その一方で、今はAIの進化が著しいから、AVERが生み出されることについてはよく考えました。自分の声で完璧に歌い上げるソフトが出てきたら、私はどうなるのかなって。歌手って声が財産なので、自らの歌手人生にも大きく関わることになりそうだなと。ただ、仕上がりを使ってみて感じるのは、人間の私にしか歌えない歌もあれば、AVERにしか歌えない歌もあるということ。だからAVERがどんな歌を歌ってくれるのか楽しみだし、良き友達、良きライバルとして切磋琢磨していけたらうれしいです。

——生身の歌手にしかできないこととは、何だと考えていますか?

例えば、ライブです。AVERは私の特徴を見事に学習していて、強弱の付け方やブレスの仕方に至るまで細かく再現するから、Ave Mujicaの追体験にもなると思います。でもドロリスとしてのライブは、その日、その会場でしか表現できないものなので、どちらも楽しんでもらいたいですね。AVERをきっかけに、ライブではどんなふうに歌っているんだろう?って興味を持って足を運んでいただけたら、すごくうれしいです。

声音を変化させながら歌うスタイル

——佐々木さんは、AVERの開発に、どのような形で関わりましたか?

Ave Mujicaのプロデューサー松本拓輝さん監修のもと、いろいろな楽曲をさまざまな歌い方でレコーディングしました。

——Synthesizer VのAIに学習させるボーカル・データの収録ですね。

はい。そのレコーディングを通して"自分って、こういう歌い方をするんだ”って気づいた点があったり、いつもと違う歌い方も良いなって発見したり。ただ、私は歌詞を大事にして歌うので、どんなディレクションをいただいても気持ちを込めることは変えなかった。歌い方を変えたとしても、その曲が伝えたいことを絶対に忘れないでおこうというのは意識していました。

——収録を通して気づいた自身の癖とは?

声音を小刻みに変化させながら、1曲をストーリーとして歌うようなスタイルです。例えば激しい曲でも、ただずっと強く歌うんじゃなくて結構、引き算をしているんだなと。“パワフルに歌ってください”ってディレクションされているのに、強弱を付けてしまっていたから気づいたことなんです。

——その"声音のコラージュ”とも言うべき歌唱スタイルは、Ave Mujicaの新曲「'S/'The Way」「Sophie」でも実践していますよね。

特に「'S/'The Way」の歌はコラージュという表現がぴったりかもしれません。歌い上げるフレーズもあればラップのような部分もあるし、Bメロでしっとり歌ったかと思えばサビでは熱くなる。

——まずはAメロの“ロゼ”という詞の歌い方が印象的です。

ああいう耳に残る要素は自分で考えることもあるし、松本さんやエンジニアの方、そして楽曲提供してくださるDiggy-MO'さんに細かいディレクションをしてもらいつつ、みんなでいろいろと話し合いながら作っていきます。

——「'S/'The Way」の歌唱表現は、どのようにして作りましたか?

Diggyさんが入れてくださった仮歌から、こだわりがものすごく伝わってきて。“ロゼ”のところも仮歌を参考にした歌い方だし、歌っていて気持ち良いフレーズは積極的に取り入れました。「'S/'TheWay」に限らず、Diggyさんが仮歌を入れてくださる楽曲では常にそうしています。

——ボーカリストでもあるDiggy-MO'さんならではの仮歌かもしれません。

そうですね。作品がリリースされた後も、Diggyさんの歌い方を思い出したくてデモを聴き返すことがあるんです。歌詞もDiggyさんが書いてくださっているので、Ave Mujicaらしいエグみのようなものや鋭さへの説得力が違いますよね。本当にゾワゾワってするし、そういう部分を取り入れつつ自分なりにアレンジしたり、ガラッと変えたりして歌います。

——そこがドロリスの表現?

そうですね。“ドロリスとしては、こう歌いたい”みたいなのが出ます。

AVERと一緒にステージで歌いたい

——もう1つの新曲「Sophie」は、Diggy-MO'さんのコンセプトによればマルキ・ド・サドの小説「美徳の不幸」をモチーフとしているということもあって、ドラマティックな構成です。

「Sophie」は今までのAve Mujicaになかった感じというか、こんなの聴いたことがないと思うくらい度肝を抜かれた曲です。Ave Mujicaの闇の真っ黒な部分を歌っている気がする。全編にわたって刺激が強めで衝撃的なんですけど、個人的に最もヤバいと思うのは2コーラス目に出てくる叫びの部分……あそこは歌を録った記憶が飛んでしまうほど、曲の世界に入り込んでいました。憑依しすぎてハァァ……ってなりながら録って、終わった後は体中が傷だらけ(笑)。この曲、まともな状態だと歌えないなって。そもそも歌というより、狂気の叫びというか。

——どうして、そのような精神状態になったのですか?

ごく自然に、そうなりました。初めて聴いたときから一瞬で曲の世界に、ゾーンに入っていく感覚だったし、それが自分でも不思議で。いつものように練習していたんですけど、入り込み過ぎてすごく苦しくて……ただ、頭を空っぽにして歌っていました。

——それこそAVERにも歌ってみてほしいですね。"冷静に"狂気の世界を表現できるかもしれません。

確かに!怖いけど、すごい(笑)。想像すると、ちょっと悔しくなってきました(笑)。やっぱり冷静だと無理というか、振り乱して取り乱さないと歌えなくて。でもAVERなら冷静にできるのかうわ〜、歌わせてみたいし聴いてみたい!

——今後、AVERが世の中でどんなふうに使われていくと面白いと思いますか?

そうですね。個人的な願望になるんですけど、私、ライブで一緒に歌ってみたいです。パート分けをしつつ、ハモったりユニゾンしたりするときに、どう聴こえるんだろう?っていうのが興味深い。そして『夢ノ結唱』にはPOPYやROSEといった歌声データベースもあるので、すべてが一堂に会するライブも見てみたいです。歌声データベースによって歌い方が違うでしょうし、刺激を受けて新しいアイディアが出てくるかもしれません。あとは“ドロリスにこう歌ってほしい”みたいなのをAVERで作って送ってもらって、それに私が挑戦するのも面白そう(笑)。

——AVERで作った作品をコンテスト形式で募集して、優勝作はドロリスとコラボしても良いかもしれません。

楽しそう!

——そのときは、ドロリスがAVERの表現をどう捉えるかが見ものですね。

そうですね。そこはバチバチにやりたいと思うし、一方でAVERともっと仲良くなりたい。AVERは今後も進化し続けていくだろうから、自分も進化しなきやって常に思っています。そこは良いライバルとして、お互いに良い歌を歌って、一緒に新たな景色を見たいなっていう気持ちです。