专栏/从日本小一课本学语法:“但是但是”奶奶【久我Masahi的日语课堂】#13

从日本小一课本学语法:“但是但是”奶奶【久我Masahi的日语课堂】#13

2019年08月28日 14:28--浏览 · --点赞 · --评论
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だってだってのおばあさん(“但是但是”奶奶)

あるところに、小さな家がありました。家の周りに小さな畑があって、野菜が植えてありました。玄関のそばに、いつも、釣竿と小さな長靴がありました。反対側の窓の下に、椅子が一つありました。(某处,有一个小屋。小屋的周围有一小片田地,田里种着蔬菜。玄关旁边一直有钓鱼竿和小长靴。在对面的窗子下,有一把椅子。)

この家には、お婆さんと一匹の猫が住んでいました。お婆さんは、とてもお婆さんで、九十八歳でした。猫は、元気な男の猫でした。(老奶奶和一只猫住在这个屋中。老奶奶年纪特别大了,有98岁。猫是精力充沛的雄猫。)

猫は、毎日帽子を被って、長靴を履いて、釣竿を持って、魚釣りに行きました。猫は毎日、「お婆ちゃんも、魚釣りにおいでよ。」と誘いました。お婆さんは、「だって、私は九十八だもの。九十八のお婆さんが魚釣りをしたら、似合わないわ。」と断りました。(猫每天戴上帽子,穿上长靴,拿着钓鱼竿,去钓鱼。猫每天都邀请道:“奶奶也去钓鱼吧。”老奶奶拒绝道:“但是,我98岁。98岁的老奶奶去钓鱼的话,不合适。”)

猫は、それでも、元気に魚釣りに出掛けました。そして、お婆さんは、窓の下の椅子に座って、畑で取れた豆の皮を剥いたり、お昼寝をしたりしました。「だって、私は九十八だもの。」(尽管那样,猫还是精力充沛地出门去钓鱼了。然后,老奶奶坐在窗户下的椅子上,一会给在田里摘下的豆子剥壳,一会午睡。)

猫は、毎日、たくさん魚を釣って帰りました。お婆さんは、猫に言いました。「なんて、お前は魚釣りが上手なんだろう。泳いで捕るのかい。どこの川で捕るんだい。」(猫每天钓了很多鱼回来了。老奶奶对猫说道:“你为什么那么擅长钓鱼呢?是游泳抓到的吗?在哪条河里抓到的?”)

猫は、「お婆ちゃんも一緒に来れば、僕が魚を捕るところ、見られるのに。」と言いました。(猫说道:“明明奶奶也一起来的话,就可以看到我抓鱼了。”)

さて、今日はお婆さんの九十九歳の誕生日です。お婆さんは、朝からケーキを作りました。猫は、お婆さんの作るケーキが大好きでした。(且说,今天是老奶奶的99岁生日。老奶奶从早上开始做蛋糕。猫最喜欢老奶奶做的蛋糕了。)

「お婆ちゃん、ケーキを作るの上手だね。」(“奶奶很擅长做蛋糕呢。”)

「だって、私はお婆ちゃんだもの。お婆ちゃんはケーキを作るのが上手なものよ。」お婆さんは猫に言いました。「蝋燭を買ってきておくれ。九十九本だよ。蝋燭を数えなくっちゃ、本当のお誕生日じゃないもの。」(“毕竟,我是老奶奶了。老奶奶很擅长做蛋糕。”老奶奶对猫说道,“去买好蜡烛。要99根。不数蜡烛的话,就不是真的过生日了。”)

猫は、蝋燭を買いに行きました。急いで、急いで、大急ぎで行きました。(猫去买蜡烛了。十万火急地出门了。)

いい匂いがしてきました。「ふん、ふん、ケーキは大成功。これは、大成功の匂い。」(好闻的味道飘出来了。“嗯嗯,蛋糕非常成功。这是非常成功的味道。”)

お婆さんは、テーブルの上に、お誕生日用のテーブル掛けを掛けて、ナイフとフォークを出しました。(老奶奶给餐桌铺上了过生日用的桌布,取出了刀叉。)

その時、猫が大きな声で泣きながら、帰って来ました。猫は左手に破れた袋と右手に蝋燭を五本持っていました。猫はあんまり急いだので、川の中に蝋燭を落としてきてしまったのです。(那时,猫大哭着回来了。猫左手拿着破掉的袋子,右手拿着五根蜡烛。猫由于过于着急了,把蜡烛掉在了河中。)

猫はお婆さんの顔を見て、前よりももっと大きな声で泣きました。お婆さんはがっかりしました。(猫看着老奶奶的脸,比刚才更大声地哭了起来。老奶奶很失望。)

「五本だって、ないよりましさ。さあ、蝋燭を上手にケーキに立てておくれ。五本だって、ないよりましさ。」(“只有五根也比没有要好。好,好好地把蜡烛插到蛋糕上吧。只有五根,也比没有好。”)

お婆さんは明かりを消して、蝋燭に火をつけました。あたりが明るくなりました。(老奶奶把灯关上了,然后给蜡烛点上了火。周围变得明亮起来。)

「お婆ちゃん、数えて。」と、猫が言いました。("奶奶,数吧。”猫说道。)

「一つ、二つ、三つ、四つ、五つ。蝋燭を数えると、本当にお誕生日の気分になるわ。」(“一根,两根,三根,四根,五根。数蜡烛,真的有过生日的气氛呢。”)

お婆さんはもう一回数えました。(老奶奶又数了一遍。)

「一歳、二歳、三歳、四歳、五歳。五歳のお誕生日おめでとう。」と、自分で自分にお祝いを言いました。(“一岁,两岁,三岁,四岁,五岁。祝我五岁生日快乐。”老奶奶自己对自己祝贺道。)

猫がもう一度数えました。(猫又数了一遍。)

「一歳、二歳、三歳、四歳、五歳。五歳のお誕生日おめでとう。お婆ちゃん、本当に五歳なの。」(“一岁,两岁,三岁,四岁,五岁。五岁生日快乐。奶奶真的是五岁吗?”)

「そうよ。だって、ちゃんと蝋燭が五本あるもの。今年、私五歳になったのよ。」と言いました。(“是啊。毕竟,正好是五根蜡烛。我今年五岁了。”老奶奶说道。)

「僕と同じ。」(“和我一样。”)

そして、二人は美味しいケーキを食べて、寝ました。(于是,两人吃了美味的蛋糕后睡觉了。)

次の朝、猫は帽子を被って、長靴を履いて、魚釣りに出掛けようとしました。(翌日清晨,猫戴上帽子,穿上长靴,准备出门去钓鱼。)

「お婆ちゃんもおいでよ。」(“奶奶也一起去吧。”)

お婆さんは、「だって、私は五歳だもの。あら、そうね。五歳だから、魚釣りに行くわ。」と言って、お婆さんは帽子を被って、長靴を履いて、元気よく、猫と一緒に出掛けました。(老奶奶说道:“但是,我5岁。诶呀,是啊。正因为是五岁,我要去钓鱼。”老奶奶戴上帽子,穿上长靴,精力充沛地和猫一起出门了。)

野原はとても広くて、優しい風が吹いていました。お婆さんはもう長いこと、こんな遠くまで来たことがありませんでした。花がたくさん咲いていました。お婆さんは、花の匂いをくんくん嗅ぎながら、「五歳って、何だか蝶々みたい。」(原野特别宽阔,柔风吹起。老奶奶已经很久没有像这样出过远门了。百花盛开。老奶奶使劲嗅着花的气味,道:“总觉得五岁像蝴蝶一样。”)

随分歩いて、川に来ました。猫はぴょんと川を飛び越えました。(走了相当远了,来到了河边。猫一下子跳过了河。)

「お婆ちゃんもおいでよ。」と、猫は誘いました。(猫劝道:“奶奶也过来吧。”)

「だって、私は五歳だもの。あら、そうね。五歳だから、私も飛ぶわ。」(“但是,我5岁。诶呀,是啊。正因为是五岁,我也要跳。”)

お婆さんは飛びました。(老奶奶跳起来了。)

お婆さんは飛びました。(老奶奶跳起来了。)

五歳のお婆さんは九十四年ぶりに、川を飛び越しました。(5岁的老奶奶时隔94年跳过了河。)

「五歳って、何だか鳥みたい。」(“总觉得五岁像鸟一样。”)

向こう岸に着きました。(老奶奶到达了河对岸。)

そして、もっと川下の広い川の方まで歩きました。猫はズボンを脱いで、川に飛び込みました。(然后,走到了更下游的宽阔的河边。猫脱掉了裤子,跳进了河中。)

「ああ、いい気持ち。お婆ちゃんもおいでよ。」と誘いました。(“啊,真舒服。奶奶也过来吧。”猫劝道。)

「だって、私は五歳だもの。あら、そうね。私も入るわ。」と言って、お婆さんも長靴を脱いで、川に入りました。(“但是,我5岁。诶呀,是啊。我也要下河。”老奶奶说着,脱下了长靴,来到了河中。)

「あら、スカートが濡れるわ。」と言って、お婆さんはスカートを持ち上げました。前掛けの中に、魚が一匹入っていました。(“哎呀,裙子要湿掉了。”老奶奶说着,提高了裙子。一条鱼进到了围裙中。)

「あら、私、なんて、魚釣りが上手なんだろう。五歳って、何だか魚みたい。」(“诶呀,我怎么那么擅长钓鱼。总觉得五岁像鱼一样。”)

お婆さんが立ち上がると、前掛けの紐が、水の中に入りました。すると、前掛けの紐に、一匹ずつ、魚がぶら下がってきました。(老奶奶站起来的时候,围裙的带子掉到了水中。于是,围裙的带子,分别吊着一条鱼。)

「あら、あら、あら、あら。私、なんて、魚釣りが上手なんだろう。」(“诶呀,诶呀,诶呀,诶呀。我怎么那么擅长钓鱼呢。”)

お婆さんはすっかり夢中になって、魚を捕りました。(老奶奶已经完全忘我得抓鱼了。)

「五歳って、何だか猫みたい。」(“总觉得五岁像猫一样。”)

猫も、お婆さんも、たくさん魚を捕りました。(猫和老奶奶都抓到了很多鱼。)

「ねえ、私、どうして前から五歳にならなかったのかしら。来年のお誕生日にも、蝋燭五本、買ってきておくれ。」と、お婆さんは言いました。(“呐,我为什么之前没有早点变成五岁呢?明年的生日,也去帮我买五根蜡烛。”老奶奶说道。)

「でも、お婆ちゃん、五歳でも、ケーキ作るの上手。」猫は少し心配そうに訊きました。(“但是,奶奶,五岁也擅长做蛋糕吗。”猫有些担心地问道。)

词汇

被る:(从头上)戴

履く:穿(鞋)

魚釣り:钓鱼

剥く:去除;剥掉

なんて:多么、何等

かい:表示亲昵地询问

さて:结束前面的话并转入新的话题

大急ぎ:火急、匆忙

あんまり:过度、太

がっかり:灰心丧气、失望、懊丧、气馁;筋疲力尽

明かりを消す:关灯

ちゃんと:的确;踏踏实实地;整整齐齐

くんくん:表示用鼻子拼命地嗅;鼻子发出的“哼哧哼哧”的声音

何だか:总觉得、总有点、不由得

みたい:表示比喻,像……一样

随分:超越一般程度的样子,比想象的更加;残酷、不像话

飛び越える:跳过、飞过

向こう岸:对岸、河对岸

着く:到达;入席、就座;触

川下:下游

持ち上げる:拿起、举起、抬起;奉承、过分夸奖

ぶら下がる:悬挂、吊着

ずつ:固定的数量反复出现;固定的同数量分配,每,各

语法

“僕が魚を捕るところ、見られるのに”

見られる是动词的可能态,表示具有某种能力或外部条件可以……

动词可能态

五段动词:把词尾假名变成え段上的假名+る

一段动词:未然形(也就是去掉词尾る)+られる

カ变动词:来(读作こ)られる

サ变动词:される(现代日语大多用できる)


“いい匂いがしてきました”

与感官有关的名词+がする表示感到……感觉……


“ないよりましさ”

Aよりまし表示虽然还是有点不满,但总归比A好。


“九十四年ぶり”

时间+ぶり表示过了多少时间。

作业

1.读课文

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